明知鉄道の旅に行ってきました! 

5月28日(金)、ラジオが終わってから、1泊2日で恵那狭〜大正村を旅してきました。

JR千種駅から約55分



宿泊は『恵那峡グランドホテル』です。

今回の旅は、母が50年前に1度訪れた事のある、想い出の旅先をもう一度〜と言う事で、母が決めた旅先です。当時まだ自家用車と言うのが普及していない時代に、車で岡崎から10時間、デコボコの道を埃丸けになりながら訪れた地です。

ホテルに着くともう18時。1時間ほど部屋で原稿書きの仕事をしていると、夕飯の準備が整い、お食事会場にご案内頂きました。

素敵なお料理でした。その一部を…




食後、お風呂に入ってニュースステーションを見ていたら、福島大臣罷免、郵政法案可決のニュースが!

旅に来ていても、政治から目が離せないこの世の中…。日本はどこに向かっているのか、ため息がこぼれます。

そんなグッと暗くなった気持ちに笑いをくれたのは、ホテルの粋な一文でした。

これは、窓の近くの机の上に置かれていました。




窓から虫が入って来るようで、お客様が不愉快にならないように考えられた粋なコメントです。

こう書かれると、腹が立つどころか、ホテルの方の細やかな気遣いを感じ、虫の1匹や2匹〜っと思えてしまうから不思議です。言葉の使い方は、人柄に繋がり、トラブルさえも回避してしまうと思い、勉強になりました。

気分良く、おやすみなさい〜



さて、翌朝、まずは恵那峡遊覧船に乗り込みました!



右に見えるダムは、大井ダムといい、大正13年、 恵那市大井町内を流れる木曽川に造られた日本で最初の本格的な水路式発電所(ダム)です。 「男伊達ならあの木曽川の流れ来る水をとめてみよ」と木曽節にも歌われ、木曽川の激流をせきとめた、ダムです。この大井ダムは、福沢諭吉の婿養子であり、日本の電力王と呼ばれた福沢桃介が手がけたもので、日本の女優第1号の川上貞奴とのロマンスの地なんだそうです。

お昼には恵那駅に戻り、ここからは明知鉄道の山菜列車の旅です。

明知鉄道は昭和60年11月16日に第三セクターとして開業した地方鉄道です。
岐阜県恵那市大井町を起点に、日本大正村のある恵那市明智町までの、東美濃地方の高原地帯を縫って南下する全長25.1kmの路線です。

そして、山菜列車とは、恵那駅を出発して1時間、列車に乗りながら、車内で地元でとれた旬の山菜のお料理をいただきながら、明智駅まで走るという列車の旅です。

ちょうど今日が山菜列車運行の最終日。

他にも、季節に合わせて、寒天列車、きのこ列車、じねんじょ列車なとなど、楽しい企画が一杯の明知鉄道です。




車内をご覧ください。



そしてお料理は…



山菜がふんだんに使われた御膳は、母親が大喜び。すべて手作りの、とても美味しいお料理でした。

珍しい山菜に出逢いました。



『はりきり』です。見た目は「たらの芽」に似ていますが違う種類で、「たらの芽」より少しアクと言うか風味があって、それがまたなんともいえない美味しさなんです。他にも、いろんな山菜が、さまざまな調理方法で趣向を凝らしてあり、とても楽しめる御膳でした。



今日はカネニ商店さんのお料理でした。3社ほどの会社が契約しているそうです。ちなみにカネニさんとは、お金は2番、1番はお客様という意味なんだそうです。(^0~)

原さんという、この列車の専属のとても明るくて楽しい女性の方が、笑顔満点で、サービスして下さいました。

そして、列車には、道中の観光案内をして下さるガイドさんがおられ、この方もまた、お話が上手で、1時間飽きさせない大満足の列車旅です。

今後、ぜひ寒天列車に、また秋にはきのこ列車に乗りたいと母はすっかり気に入った様子です。

途中、「なんじゃもんじゃ」が見事でした。



そして、勾配日本一の飯沼駅を通過〜



そして、そして、岩村駅で向こうから来る列車とすれ違うため停車です。



着きました〜!明智駅!



楽しい旅を提供して下さったガイドさんと、お別れに記念撮影!

行ってきま〜す!

明智は大正ロマンの街。随所に大正時代のノスタルジックを感じさせてくれる建物があります。

街並みをご覧ください。



モダンな橋



大正時代の歯医者さん



大正村役場



日本大正村資料館は大正時代の銀行です



                    郵便局



              大正時代の小学校

そして、そして、「大正ロマン館」です!



中は、初代村長の高峰三枝子さんの衣装やゆかりの品々が展示されていたり…




幸運の福ちゃんがいたり…



ハーモニカの展示室には、こんな珍しいものがあったり…



竹久夢二さんの作品が飾られていたり…



入口には、高峰三枝子さんの金ピカな像が置かれ…



庭園は、今、バラ祭りの真っ最中で…







ロマン漂う大正村を堪能する事ができました。





旅を終えて…

明知鉄道の山菜列車は本当に期待以上の満足でした。

ただ、こんなユニークな列車が走っている事が知られていないようで、赤字なんだそうです。

明知鉄道のホームページにはいろいろ趣向を凝らした列車の企画が出ています。

沢山の皆さんが訪れて、いつまでもこの旅情豊かな旅が存続し続ける事を願うばかりです。

ここで一句

【 風薫る ロマンの村に ノスタルジア 】お粗末



旅のお値段(大人1人)

◆JR(千種〜恵那間往復)+恵那峡グランドホテル(食事2回、コーヒー券)=15300円

◆恵那峡遊覧船…1250円

◆明知鉄道 山菜列車(運賃+お料理)…4000円

◆大正ロマン館 入館料…300円