2010-09-09  西川流「名古屋をどり」を観てまいりました~

皆様、あっという間にもう9月、いかがお過ごしですか?
まだまだ残暑が厳しい中、私は、秋の訪れに酔いしれてまいりました。

只今、中日劇場で行われています(9月4日~13日)
西川流「名古屋をどり」を観てまいりました。



今回で第63回を迎えられます「名古屋をどり」。
今年は名古屋開府400年を記念しての公演となり、ゼネラルプロデューサーの荒俣宏さん原作の「マダム・ゑれくとりつく」をメインに、芸どころ名古屋を支えてこられた西川流ならではの、素晴らしい芸の数々が繰り広げられました。

家元のご長男でいらっしゃる
西川千雅さんとは、今から14年前、千雅さんが「西川千雅の大ナゴヤ電波喫茶」というラジオ番組のパーソナリティーをされていた時に出会い、以降懇意にさせて頂いております。
そのご活躍ぶりはご紹介するまでもありませんが、2005年の愛知万博の閉会式での素晴らしい舞台は記憶に新しいところです。

千雅さんは、私が拝見した夜の部では、まず長唄「棒しばり」を演じられました。
主人が留守中に酒を盗み飲みする次郎冠者の役どころで、両手首を棒に縛りつけられたまま、工夫して酒を飲み、うたい舞うという、大変コミカルな舞踊。
そして、今回のメイン「マダム・ゑれくとりつく」では、日本の電力王といわれる福澤桃介として、落ち着き払ったドッシリトした演技に目を見張るものがありました。

舞台の人ではありますが、私はこの先、テレビドラマや、映画にも出演なさるのではないかと感じました。なかなか日本には少ない重みのある役者さんです。
今年は俳優の加藤晴彦さんが出演され、会場入り口には著名人から贈られた収まりきらないぐらいのお花が飾られていました。

私の席の後ろに座っていらしたご婦人の声が聞こえてきました。。。
「名古屋に、秋が来ましたね~。」

名古屋の秋は、「名古屋をどり」が、その到来を教えてくれるのです…。


                       9月9日 神野三枝